ぼくのCSV という小さなWebアプリを公開しました。

CSV をブラウザに貼るかファイルで開くと、表になってセルを直せます。直し終わったら、UTF-8 や Shift-JIS など好きな文字コードでダウンロードする。それだけのツールです。

今すぐ使う

  1. ぼくのCSV を開く
  2. 「CSVを編集する」へ進む
  3. 貼るか、ファイルを選ぶ

会員登録はいりません。無料です。ファイルはサーバーに送りません。 処理はすべてブラウザの中で終わります。

なぜつくったか

CSV は便利なのに、いざ直そうとすると面倒なことが多いです。

Excel で開くと文字化けする。メモ帳だと列が崩れて見えない。ちょっと1セル直したいだけなのに、重い表計算を起動するのも億劫。個人情報や社内っぽいデータが入っていると、「オンラインの変換サイトに上げていいのか」も気になる。

ほしかったのは、「表で見えて、セルを直せて、文字コードを選んで落とせる」だけの道具です。ログインもクラウド保存もいらない。終わったらタブを閉じる。そのくらい軽いものが、手元に欲しかった。

個人開発の題材としても素直でした。パース、表表示、編集、文字コード、ダウンロード——小さいのに一通り詰まっている。作って自分で使いながら直すループが回しやすい題材です。

使い方

手順はシンプルです。

  1. csv.bokuapp.com を開く
  2. テキストを貼るか、CSV ファイルを選ぶ
  3. 表形式でセルを直す
  4. 文字コード(UTF-8 / UTF-8 BOM / Shift-JIS など)を選ぶ
  5. ダウンロードする

「Excel 向けに BOM 付きが欲しい」「日本の業務データだから Shift-JIS」みたいな場面でも、最後に選んで落とせます。変換サイトを何枚も開かなくてよい、というのが地味に効きます。

サーバーに送らない、ということ

いちばん大事にしているのは、CSV が端末の外に出ないことです。

便利なオンラインツールほど、「アップロードしてください」になりがちです。でも CSV には名前やメール、社内コードが入っていることがよくあります。ぼくのCSV は、そもそもサーバーへファイルを上げる設計にしていません。ブラウザ内で読んで、直して、手元に戻す。

完璧なセキュリティ宣言ではなく、「上げなくて済むなら上げない」ための日常の道具、という位置づけです。

文字コードの話を少しだけ

技術的な部分に興味のある方向けに、少しだけ。

日本語まわりの CSV では、UTF-8 と Shift-JIS、それに Excel 向けの BOM 付き UTF-8 がよくぶつかります。「正しい文字コード」が一つに決まらない現場が多いので、読み書きの選択肢を並べる方が実用的だと考えました。派手な機能より、ここで詰まらないことを優先しています。

英語 UI もあります。ブラウザの言語やヘッダーの切替で、My CSV としても使えます。

おわりに

ぼくのCSV は、CSV を「ちょっと直して落とす」ための小さな道具です。登録なし、無料、サーバーに送らない。必要なときだけ開いて、終わったら閉じる——その使い方を想定しています。

使ってみて違和感があれば、直していきます。まずは手元の面倒な CSV を一枚、流してみてもらえると嬉しいです。

ぼくのCSV

追記:TSV もあります

区切りがタブのファイル向けに、ぼくのTSV もあります。考え方は同じで、表で直して、文字コードを選んでダウンロードします。TSV のときはこちらをどうぞ。